布マスクを安全に繰り返し使う方法
現在、布マスクといわれているものには
大きく分けて2種類あります。
市販の物と手作りの物です。
市販の物はガーゼを8枚くらい重ねてつくられている
通称「給食マスク」です。政府が配ろうとしているやつです。
手作りマスクはさらに立体タイプとプリーツタイプに分かれます。
立体タイプの作り方 参考
プリーツマスクの作り方 参考
布マスクを安全に使うにあたり気を付けない行けない事があります。
・脱ぐの際マスク表面についたウィルスや細菌を拡散しないようにする
⇒マスク本体ではなく紐を触って脱ぐ
・マスクの中にウィルスや細菌を残さない
以上の2点を注意しましょう。
面倒だからといって、外して玄関先に放置とかすると危険です。
手作りマスクより市販のマスクの方が分厚く中までよく洗えていない、
中までよく熱が伝わっていない、中までよく乾いていない、などの事が起こり
ウィルスや細菌の繁殖の場になりやすく注意が必要です。
個人的にはフィルターを入れられるタイプのプリーツマスクが
布マスクの中では一番、信頼できるのではと思ってます。
立体タイプは左右を縫い合わせるので中央に針の大きな穴が開いているので
ちょっと心配です。
では、布マスクを安全に繰り返し使うコツは下記の通りです。
・絶対に毎回、洗う。使いまわしをしない。
・布の目が広がらないよう、優しく扱う。
洗う時:押し洗い
絞る時:ねじらずに圧して絞るかタオルなどに水分を吸わせる
干す時:左右にパンパンと生地を伸ばすのを避ける。
生地を伸ばしたい時は掌にのせ逆の手で上からたたくようにする
・しっかりと煮沸消毒をする
特に市販のガーゼマスクは分厚いのでしっかりと奥までお湯を浸透させること
一定時間以上という曖昧な基準しかないので、自身が納得する時間分しっかり熱を通す。
・煮沸以外の方法と併用する
現在アルコール消毒の他、次亜塩素酸水・次亜塩素酸ナトリウムなども
有効と考えられているのでこちらと併用する。
・乾いた後にスチームアイロンを充てる
布の目を広げない&煮沸消毒が基本です。
あとの二つは煮沸消毒では足りない思う場合や煮沸消毒ができないときに参考にしてください。
<補足>
手作りマスクには編み物で編んだものがあり、裏地を付けてマスクとして
又はマスクカバーとして利用するといった方もいるようですが、
毛糸の繊維にウィルスが入り込むと危険です。
マスクカバーとして使用した場合も毎日、使用後には必ず洗い、
市販のガーゼマスクと同様にしっかりと煮沸することをオススメします。
以上ができる限り、調べたマスクを安全に繰り返し使う方法です。
アメリカではバンダナやハンカチでもいいので口元を覆うようにと
推奨されているようです。
布マスクを安全に使って新型コロナウィルスの脅威を乗り切りましょう!
0コメント